以前、サンデー山口にも掲載された『 白石 』の地名の由来についてご紹介します。
地域教育ネット協議会委員の、寺田勉さんが調べてくださいました。
白石の由来は、三重県の伊勢神宮になります。
室町時代に、伊勢神宮と賑やかなお伊勢参りや街並みを気に入った
山口のお殿様、大内義興が山口市に誘致したのが
現在の山口大神宮で1520年に完成しています。
伊勢神宮では式年遷宮で「お白石持(おしらいしもち)」という、
人々が伊勢神宮に白い石を持ち寄る行事があり、山口大神宮でも行われていました。
それが、山口大神宮のふもとの地名として「白石」が残ったそうです。
白石の周りには伊勢神宮にちなんだ、
伊勢橋、伊勢門前、伊勢小路、伊勢大路といった地名があり
学校の横を流れる五十鈴川もその一つです。
白石のルーツを散策してみるのも楽しそうです。
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